経審の手続に行ってきました

身近な街の法律家 山形県山辺町 ひろ行政書士事務所 行政書士の渡邉裕人です。

先日、経審の手続のため山形県村山総合支庁に行ってきました。

ご存じの方には、まさに釈迦に説法ですが、ご存じない方のため念のために申し上げますと、経営事項審査(経審)とは、建設業者の規模・財務・技術・社会性を総合的に評価する制度です。

公共工事の元請になるためには、経審を必ず受けなければなりません。経審の点数により入札参加資格における格付(ランク)が決まるため、とても重要です。万が一、虚偽の申請や報告があった場合は、営業停止や建設業許可の取り消しを伴う罰則もありますので、注意が必要です。

予め通知された時間に、申請書やその他の必要な書類を持参して行くことになります。
審査の時間自体は、およそ20~30分程度です。
仮に添付資料等が不足していた場合は、追加で提出するように指導されます。審査が終わると3~4週間程度で県から総合評定値通知書が発行されます。大切に保管するようにお願いします。

今回初めて行きましたが、審査当日になって慌てないように、事前の資料収集、お客様との綿密な打ち合わせが大事だと感じました。法律の改正による変更などについてもしっかりと勉強しなければならないと思いました。